こんにちは、ニワサンと言う者です。
皆さんはゲームを作ると考えたとき、何が始めに思いつくでしょうか? やはり、「プログラミング」と答える人が多いのではないかと思います。しかし、プログラムを書いてもプログラム通りに動くものがいなければ、ゲームとして成り立たないのではないかと思います。
そこで、プログラム通りに動くキャラクターやモノが必要になってきますね。また、こうしたキャラクターの存在はゲームの世界観を形作る上でも重要であると思います。
自分がイメージしている世界観を描くには、自分自身でイラストを作成してしまうことが確実だと思うので、できるなら作ってしまいたいですね。
そこで、TAKABO SOFT 様 (http://takabosoft.com/)が提供してくださる「edge」というドット絵を作成できるソフトを用いて、ちょっとしたキャラクターを作成してみました。
1.イラストの新規作成
新たにイラストを作成するにあたって、まずイラストの大きさを決めます。edgeを開いたら、ウィンドウの左上に新規作成のアイコンがあり、クリックすると写真のようになります。ここでイラストの大きさを決めるのですが、背景を描く際は表示するウィンドウサイズに縦横の比率を合わせた方が良いでしょうが、今回はキャラクターを作成するので、全体を把握しやすく、手頃な大きさにしたいと思います。
ファミコンのようなドット絵を描くなら、もう少し小さめでも構わないと思いますが、今回は縦横150×150ぐらいで作成したいと思います。
2.レイヤを使って描く
線で下書きができました。
このキャラクターだけでは物足りないので、もう少し何か加えたイラストを描こうと思いますが、普通に描こうとすると、すでに線が引かれている部分と重なってしまし、少し面倒くさいです。
なので、複数のレイヤを使って既にある絵の上または下に絵を描き足して行きます。
レイヤは次の写真で示したアイコンを選択し、レイヤ管理ウィンドウから増やせるようです。
レイヤの新規作成を行い、複数のレイヤを使って絵を描いていきます。
できました。
色を付けていないので分かりにくいですが、このイラストの場合は下の層に果物があり、上の層にキャラクターがいます。
3.色をつける
絵ができたので色塗りを行います。
今回は黒で縁取りがされているので、塗りつぶしを行って適当に色をつけていきます。
色をつけると若干ですが、果物がキャラクターの陰に隠れていて、レイヤの順番がよく分かると思います。
色は付けましたが、単色ベタ塗りだと少し味気ないので、明暗をつけて…、
完成しました。
後はファイルから名前をつけて保存すると画像を保存できます。Pngファイルで保存するとレイヤ情報が削除されますが、edgファイルで保存する場合はレイヤ情報が保存されるので、次回修正することができます。
また、エクスポートから保存すると背景を切り抜いて保存することもできます。
余談ですが、アボカドの和名は「鰐梨」と呼ぶそうですね。
おわりに
作成してみての感想ですが、手順自体は思っていたよりも簡単に感じます。マウスで描いていたので、少しやりにくい部分もありましたが、慣れると楽にできるのではないかなと思います。
ソフトウェアを使ったイラストの利点の一つだと思いますが、レイヤ分けが使いやすいですね。パーツごとに分けて描くことができ、位置も調整できるので、全体のバランスがとり易く感じました。
後はこれらを動かすプログラムを書けば、ゲームとして成立するのですが…、
まだまだ勉強が必要そうです。
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